ネイティブイングリッシュとプライムイングリッシュを徹底比較しました
ネイティブイングリッシュの対抗馬として、有名な英会話教材にプライムイングリッシュがあります。
あなたも聞いたことがあるのではないでしょうか?
ということで、ネイティブイングリッシュとプライムイングリッシュの特徴やメリット・デメリットを徹底比較しました。
ネイティブイングリッシュと他の英会話教材の感想レビューは下記を参考にしてください。
ざっくりと特徴を比較すると?
各教材の特徴をざっくりと、ひとことで言えば、
- ネイティブイングリッシュ:
英語嫌いの大人でも聞くだけで日常会話・トラベル英会話の基礎をマスターできる初心者向け英会話教材
- プライムイングリッシュ:
基礎的な英語力を持つ初心者の方が一歩高い中級レベルを攻略する本格的英会話教材
同じ初心者向けの英会話教材と言われていますが、その教材レベルはかなり違います。
英語に苦手意識の強い英語アレルギーの方がプライムイングリッシュを選んでしまうと、挫折の可能性大です。
超初心者の方は、迷わずネイティブイングリッシュをおすすめします。
教材の強みは?
- ネイティブイングリッシュ:
使用頻度の高いネイティブフレーズを使い分けも併せて短期間で独学可能
- プライムイングリッシュ:
スピーキングはもちろん、徹底した音声変化の学習を通して、リスニングの上達を目指す
ネイティブイングリッシュは、初心者の方が実際に使える超重要ネイティブフレーズを使い分けも併せて短期間にマスターしようというのがその基本コンセプト。
したがって、英語に不慣れな方や、すぐにでも話す必要がある方におすすめの教材です。
一方、プライムイングリッシュは、英語の音声変化に特化した中級教材です。どちらかと言えば、リスニングの上達に主眼を置いている印象です。
重要表現の習得に加え、音声変化を独学することで、ネイティブライクな発音やイントネーションを身に付けることを目指します。
対象者のレベルは?
- ネイティブイングリッシュ:
英語嫌いの大人から基礎力のある英会話初心者
- プライムイングリッシュ:
中学卒業から高校レベルの英語力を持つ英会話中級者
ネイティブイングリッシュは、英語嫌いの超初心者から基礎的英語力のある英会話初心者の方に適しています。
ある程度の英語力が身に付いている方には少し物足りない内容となるかもしれません。
プライムイングリッシュは、中学卒業~高校1年レベルの英語力をお持ちの方には満足いく内容になると思います。
ただし、基礎的な英語力がない初心者の方には、ハードルが少し高く、挫折の可能性大です。
テキストの会話内容は?
- ネイティブイングリッシュ:
日常生活から海外旅行までのシチュエーションを網羅
- プライムイングリッシュ:
シェアハウスを舞台とする日常生活に対応(トラベル英会話には非対応)
ネイティブイングリッシュでは、日常生活から海外旅行まで、遭遇するであろうあらゆる状況に応じたネイティブフレーズを学習してきます。
これから海外旅行ですぐにでも英語が話す必要のある方にも、学習しやすい内容となっています。
プライムイングリッシュは、シェアハウスを舞台としたリアリティのある普段使いの会話が独学できます。ただし、トラベル英会話には対応していません。
設定されているシチュエーションが限られるので、海外旅行などの対策としては、不向きかもしれません。
英語の会話速度はどうなの?
- ネイティブイングリッシュ:
検定試験(TOEICなど)のリスニング問題レベル
- プライムイングリッシュ:
味付けなしの高速ナチュラル英語
ネイティブイングリッシュの会話スピードは、TOEICなどの一般的なリスニング問題と同レベルです。日本人向けに若干速度を抑えて録音されています。
なので、初心者の方も、初めから付いていけないといったこともなく、安心して学習を進められます。
一方、プライムイングリッシュの会話スピードは、容赦ないスーパーナチュラルの高速英語です。おそらく初心者にはハードルが高いと思います。
リスニングを徹底してトレーニングを行いたい方や、市販の英会話教材のレベルでは物足りない方には最適な教材と言えます。
文法解説や関連表現の充実度は?
- ネイティブイングリッシュ:
重要表現の文法解説や関連表現が満載
- プライムイングリッシュ:
文法解説や関連表現を簡単に紹介
ネイティブイングリッシュのウリの一つは、文法解説や関連表現が満載な点です。初心者の方も、解説がしっかりしているので、途中で挫折せずに学習できます。
ネイティブ表現のニュアンス・使い分け解説と併せて学習すれば、英語力の基礎力アップも図れます。
これに対して、プライムイングリッシュは、重要表現の文法や使い分けがさらっと解説されているだけです。基礎的な文法知識が身に付いていることが前提という印象を受けました。
また、関連表現の掲載も、ネイティブイングリッシュよりもだいぶ少なく、表現の充実度はいまひとつ、といった感じですね。
学習の取り組みやすさは?
- ネイティブイングリッシュ:
1日6分の聞くだけお手軽学習
- プライムイングリッシュ:
1日30分程度の集中学習が必要
ネイティブイングリッシュは、1日6分聞くだけで、スピーキング・リスニングの学習ができるので、飽きっぽい方や、気軽に学習したい方にもってこいです。
長く英語から離れていた方や、苦手意識のある方も、気楽に学習を楽しむことができますよ。
プライムイングリッシュでは、1日30分ほどの集中学習が必要となります。ある程度の努力がないと、継続学習は難しいかも。
超初心者の方には少しハードルが高いのは否めません。ただ、レベルの高い本格的な学習を望む方には、コスパの高い教材となるでしょう。
返金保証期間はどうなの?
- ネイティブイングリッシュ:
90日間の返金保証に対応
- プライムイングリッシュ:
14日間の返金保証に対応
どちらの教材も返金保証に対応しています。ただし、ネイティブイングリッシュが90日間であるのに対し、プライムイングリッシュは14日間と少し短め。
自分に合う教材かじっくり検討したい方は、ネイティブイングリッシュがおすすめですね。
ネイティブイングリッシュと他教材とを徹底比較しました
ここでは、プライムイングリッシュ以外にも、Hapa英会話、7+Englishも簡単に比較しました。
ネイティブイングリッシュ | Hapa英会話 | プライムイングリッシュ | 7+English | |
---|---|---|---|---|
スピーキング練習 | ◎ | ◎ | ◎ | ◎ |
リスニング練習 | ◎ | ◎ | ◎ | ◎ |
リーディング練習 | 〇 | × | × | × |
ライティング練習 | × | × | × | × |
音声変化レッスン | × | × | ◎ | × |
ニュアンス解説 | ◎ | × | × | × |
ネイティブ表現 | ◎ | ◎ | ◎ | 〇 |
単語・文法 | 中学1~3年 | 中学1~3年 | 中学~高校1年 | 中学1~3年 |
日本語解説 | 詳細解説 | 一部あり | 簡易解説 | 詳細解説 |
用途 | 日常会話
海外旅行 |
海外旅行 | 日常会話 | 日常会話 |
教材内容 | CD22枚(デジタル版付)
動画 |
CD18枚
DVD1枚 |
CD12枚
テキスト6冊 |
CD6枚
テキスト3冊 |
PC・スマホ対応 | ◎ | × | × | × |
レベル | 初心者 | 初心者 | 初心者~中級者 | 初心者 |
お手軽さ | ||||
返金保証 | 90日 | 購入後90日~365日 | 14日 | 60日 |
価格(税込) | 29,800円 | 19,800円 | 32,184円 | 19,800円 |
ざっくりまとめると、
- ネイティブイングリッシュ:
脱初心者を目指すコスパ抜群のオールインワン英会話教材
- プライムイングリッシュ:
中級者を目指す一歩レベルの高い英会話教材
- Hapa英会話:
海外旅行に特化した超実践派トラベル英会話教材
- 7+English:
ネイティブフレーズを超効率的に暗記できる英会話教材
基本的には、こんな感じで考えていただければ問題ないと思います。